淋病の治療中の消毒について

淋病は、淋菌に感染することで発症する病気でほとんどの場合が性行為によって感染します。男性は淋菌性尿道炎、女性は淋菌性膣炎や淋菌性頚管炎を引き起こすことが多いです。オーラルセックスにより口の中の粘膜に感染し淋菌性口内炎になる場合や淋菌で汚れたタオルや指から感染して淋菌性結膜炎を引き起こすこともあります。
淋病の治療では、抗生物質の内服や注射を行います。症状が消えたからといって勝手に通院や薬の服用をやめてしまうと再発や慢性化を引き起こします。さらに合併症が起こり、入院や手術が必要になるケースもあるため、医師の指示に従うようにします。治療は、自分だけではなく、自分に病気を移したと考えられる人や自分が病気を移した可能性のある人も同じように検査を受けて、必要があれば治療を行う必要があります。自分だけが完治してもパートナーが感染していればまた感染する可能性があります。
淋病の治療中は、日常生活でも注意が必要です。性行為と飲酒は完治するまで控えることになります。また、熱がなければ入浴できますが、使用したタオルや下着は熱湯消毒が必要になります。熱湯消毒することにより死滅させることが可能です。成人や男性であれば、風呂やプールで感染することはありませんが、女児の場合は、風呂場のいすや床などの座った際に感染することがあるため、消毒が必要になります。
予防としては、コンドームを使用することです。コンドームの使用により性器からの感染を防ぐことはできますが、オーラルセックスなどにより感染することもあります。性行為の前後に抗生物質を服用すると耐性菌が生じたり、診断を遅らせる可能性があるため、控えるようにする必要があります。